【映画 あの頃。】感想。男子かしまし物語。あるよね。

すごい落ち方

女性がアイドルに落ちるのと男性がアイドルに落ちるのはちょっと様相が違う。

なぜ男性は踊ったり、集まったりして存在をアピールしているのだろう?

2000年代

この映画を知ったのは劇場予告。

松坂桃李が突然あややのファンになる役ということに驚いて、興味を持った。

オタク文化にまるで興味はないのだけど。

そして、そこは見事なまでの「沼」であった。

しかも男性はなぜ仕事をしなくなるんだ?

そこに仲野大賀演じるコズミンは仕事をしているということで他のメンバーをちょっと見下した感じだったりするのだけど、こっちから見たら、同類だよ?な感じで。

しかもネット弁慶という意味のわからないキレ方をしてという面倒な人。

でもさ、ある意味、一番残っているのがコズミンだったりする。

仲野大賀だから?居そうなんだよね。うん。

仲野大賀じゃなかったらもっと嫌な感じになってるのかもしれないなぁってくらい。

松坂桃李演じる劔という人は実在していてって人なのね。ミュージッシャン目指してて根暗〜な感じがある日突然、あややに落ちるという。

当時のデカイMacとかカセットとかすでに「懐かしい」アイテムだわね。

私も当時のハロプロは唯一わかるかもって感じで。

私のモーニング娘。は1999年のゴマキ加入後で第4期のオーディションを初めて見た感じで。

あややは・・・モー娘。とはちょっと違う元気な女の子って印象だけど、その後に芸人さんたちの真似で知っているって感じかもしれない。

だから、「桃色片想い」なんて初めてあややのフルバージョンを聴いたかもってくらい。

西野役がうーん、最近見てたけど誰だっけ?ってことで若葉竜也でしたね。「おちょやん」で小暮役をされていた。ずっとタオルを頭につけてた印象で全然わからなかった。

ロッチのコカドケンタロウは、まぁ居そう。

大学の友達でも会社の友達でもない友情。

面白いなぁ〜って思う。

アイドルが好きという共通点で共感しているだけの関係なのに、それ以上になっていく関係性。

仕事の関係にまでなったり。

男性のオタクと言うともうちょっと違う「違和感」しかない切り口になりがちだけど、それでも友情だったりがあっていいなって思った。

うん。そんな時間もあってもいいよね。きっと。