それでも楽しめたと思う
富山を舞台にした映画。やっぱり立山連峰が見える景色は良い。
藤原竜也のイメージがこんな役になってきている。掴みどころのないクズなのかなんなのか?的な。
フィクションとノンフィクションの境目
小説家ってどうやったらあんなにいろんな世界が描けるんだろう?っていつも思う。
実体験ではないことの方が多いのだろうけど、それでも、ノンフィクションに近いことってあるのだろう。
原作はどんな構成なんだろう?
映像化不可能と言われていた作品とあるが、現実と過去と未来の境目がわかりづらい。
そして、最初の頃の何気ないひとつひとつが実はかなり絡み合っていく。
藤原竜也の個性と風間俊介の今までにないような個性。
最近、西野七瀬がいい感じだ。こんな言い方は失礼かもしれないが、数年前なら川栄李奈とかだったかなと思ってしまうようなポジション。そこにうまい具合に収まっていい感じになってると思う。
元々、アイドルだけど、そういう感じじゃない役だと思うし。
要所要所で出てくるキャラクターがいい感じで。
ミッキー・カーチスさんがお元気な感じで、リリー・フランキーさんが普通のおじさんで驚くし、豊川悦司さんが・・・ほんといい感じになってるわ。
おじさんの色気とかありありでしょ。もうさ、理容室のところの髪をカットされているシーンとか、帽子とか。良いのですよ。
土屋太鳳と坂井真紀のバーのシーンも緊張感があったりして。
最後のシーンをどうしようかとフィクションで収めようとしていたら、ノンフィクションになったってことなのかな?
でも、引き込まれた。うん。先が読めない感じで。
予告で見ていた印象とかなり変わったけど。