ずっと雨の街って・・・
ずっと雨のシーン。着ているコートをすぐに脱がずにいるのがすごく気になって、どんだけ防水加工なの?って思ってしまっていたわ。
でも、雨というのが根底にあるものなのだろうけど。
繋がりは想像
豊川悦司演じる桐生薫が僕で安藤政信演じる山下 求が弟。
薫は一人古びた、ほんと今もある建物なのか?ってくらい重厚な診療所で一人で住んでいる。
ロボット工学者という職業で大学で板書だけして「字が汚くてごめんなさい」とだけ言って、出てきてしまう。
両手で書くとかすごいんですけど。
あんな長い方程式。何の方程式なんだろう?
ロボット工学者ってことで、手のロボットが動いている。
そして自宅の暖炉の火の前にも人形が吊るされている。
え、冷凍の動物の死骸を与えるの?
自身は冷凍庫に大量に作ってあるカレーライスしか食べない。
無人駅。
高校生くらいの女の子に声をかけられ、自転車の後ろに乗せて送る。
あの無人駅って・・・エンドロールに「上毛電鉄」とあったのだけど。
エキストラ募集が前橋と佐野辺りであったからきっとその辺だったのだろう。
海のシーンは房総なのか?鎌倉?とかって思ったけど、結構シーンごとにいろんな街で撮っている感じ。
まぁ雨がすごい。
本当の雨ではないのだろうけど、ほんと鬱蒼とした気分になるような雨だった。
そして、人形は薫の顔を貼り付けて、アンドロイドになる。
それは母親の遺言?でもあったのだろうが。
義母兄弟の求は父親の面倒をみていることで金の無心に来て、しまいには、義母の持ち物の病院の権利書まで見せろという。
最悪な人間だ。
なのに、なぜタイトルが「弟とアンドロイドと僕」なんだろう?
その3人の関係性だけの映画ってことだったのか?
あの女の子はどういう役割だったのだろう?
まぁ内容を理解しようとすると大変な映画ではあるが、トヨエツのセリフがほぼなくて、表情と行動で理解できるし、アンドロイドの動きはほんとにすごかった。