6年だったんだ
最初のシーンはマスクを着用した日々。
時計が映る。最初は意味がわからなかった。
6年なんて
この歳になると6年前なんてこの間って感じだけど、こんな私でさえ6年前のあの時にって言う思いがあったりする。
伊藤沙莉演じるタクシードライバーの葉がとても似合っている。
池松壮亮演じる照生は照明をする人。
二人は恋人ではないの?の感じでストーリーが進んでいく。
タクシーで途中でトイレってことで止まることなんてあるのか?って思ったら、そこからがタイトル回収だった。
が、気づくのは最後になってからかな。
時計がキーなんだけど、照生の誕生日だってことなんだけど、日時と曜日が表示されている。
曜日が違う。
同じ日時だけど、それは過去なの?未来なの?
公園に座っている永瀬正敏の存在は何なの?
最後には回収されたようなもう一度見たいような。
「とまり木」というバーの客に成田凌が出ているのだけど、最初は気づかなかった。
まぁそれよりもエンドロールで渋川清彦ってあったんだけど、どこで?え?どこに居た?
気づかなかったんだけど。Wiki見たら、酔っぱらいって・・・
あぁ〜タクシーのシーンの。え?離婚した人?助手席の人?
伊藤沙莉と池松壮亮の出会いのシーンから2年目、3年目くらいはとてもいい雰囲気。楽しそうだし、このまま続けばいいのにって思う。
「来年、プロポーズするかも」
この言葉より前に誕生日の花束を捨てるシーンがあったわけで。
プロポーズはされなかったんだよね。
この言葉は重い。確かに怪我をしたことで自分の未来が見えなくなってしまって、プロポーズどころじゃなくなったってことなんだろうけど、それでも、頼ってほしかったんだろうなって思った。
待って
何を?って自分も同じようなことしか言わないだろうな。
まぁおばさんでもかなり共感できる感じ。
最後はまさかの展開になってて驚いたけど。