【映画 ボブという名の猫2 幸せのギフト】感想。「幸せのハイタッチ」観てないのだけど

続編らしいのだけど

最初の作品を観てない状態でこの作品を観に行ったのだけど、なんかいいなぁって思った。

ホームレスと言っても部屋がある。

確かに暖房器具がプリペイド式ってすごいなって思うけど、それでもストリートミュージシャンで自分の好きなことをしている若者って感じでしかないのだけど、そんな状態でもペットを飼うことが出来ているのはすごい。

日本のホームレスをしている方でペットを連れている人を見かけたことがない。

野良猫に餌をあげているということはあるのかもしれないけど。

そして、福祉が日本よりもしっかりとしているのかなとも思った。

ホームレスの方を対象とした無償の動物のケアとかがあるのね。

ビッグイシューはイギリス発祥の取り組みなんだ。

日本のビッグイシューは東京以外はどんな感じなのだろう?

新宿で見かけたことはあるけど。

ボブがいることでホームレスだった男性が生きる意味を見出して小さい命を守るために責任を持った感じになるのだろう。

ボブは14歳で死んじゃったという記事を見た。

それでもボウエンさんを薬物中毒状態から生きる意味を与えた貴重な存在だったのだろうと思う。

そしてきっと誰にでも周囲には人が居て、手助けを出来る準備をしてくれているのだけど、自分だけしか見えない人には周囲の人の優しさにも気づけず孤立状態が深まる。

ボウエンさんはボブのために助けを求める。

その行動が周囲の人の力を受け止め、作家になりベストセラー作家にまでなるわけで。

猫が一緒にお出かけしたいなんてほんと羨ましい。

猫も「この人間、自分がどうにかしなきゃ」って思うのだろうな。きっと。