【映画 エルヴィス】感想。42歳没だったことに驚き

トム・パーカーの悪どさ

エルヴィス・プレスリーというアーティストをちゃんと知っているかと言えば知らない。

でも、名前は知っている。有名である。

来日していなかったことで日本での人気ってどんな感じだったのだろう?

プロデューサーとの出会いは

パーカー大佐との出会いがなければ、後世に名を残すことはなかったのだろうか?

でも、彼の歌唱はきっとどんな形でも世に出ていたのではないかとも思うが、とんでもないプロデューサーとの出会いで彼の人生はどうだったのだろう?

家族への思いが強いことを逆手に取って家族ぐるみの事務所にしてみたり、言葉たくみに自分をリスペクトするように仕向けたり。

だいたいね、3時間弱は長い。

しかもなんかエルヴィスが気の毒だと思う感情しか出てこなくて、ただただ「馬鹿なの?」って言いたくなるくらい、お人好しな人だったんだってことしかない。

アメリカの混沌とした時代に翻弄された人ってことでもあるのだろう。

なんかここ数年、こういう偉人の映画が増えてるなぁ。それか、マーベルかって感じで。

偉人って言っても晩年まで人として幸せだったんだねって思える人は数えるほどな感じ。

エルヴィスは42歳で心臓発作で突然亡くなったってことのようだけど、薬の影響とかってあったのだろうか?

ワーカーホリック状態でコンサートをさせられた人。

それでもパーカー大佐に洗脳され続け、他の人の言葉以上に影響を受けていることに気づくことも出来ず、ほんとに気の毒な人ってことでしかない。

3時間弱見て、胸くそ悪さしか残らなかった。

エルヴィスはすごい人だったのだろうけど、それ以上にパーカー大佐目線での構成がより気持ち悪さを増長させた感じかもしれない。