なかなかにすごい世界
人は死んでまた生まれ変わる時、自分で親を選べているの?
最近、「親ガチャ失敗」とかって言葉があるけど、そもそもで選んだのは子供だろって感じだけど。まぁその選択を間違えたって意味になるのか。
生まれ変わっても
生まれ変わって、もう一度会いたい
うーん、そんな気持ちは皆無だな。
そもそも人付き合いが苦手なわけで、今関わっている人たちには感謝はしているけど、来世は人間じゃなくていいと思っている。
主演は大泉洋ってことになるのか。
大泉洋があんなに涙を流す芝居を初めて見たかもしれない。
そして3人の「瑠璃」
有村架純演じる瑠璃は1990年前後の高田馬場が舞台。
懐かしくて懐かしくて風景ばかり見てしまった。
赤いビッグボックス。
今、ドン・キホーテになっている場所はもともとは東海銀行だったんだとか、証券会社が入ってたよねとか。
タバコ屋さんがあったなとか。
駅前のロータリーに像が立ってたよね。
いつどこに行ってしまった?まだある?
なんて感じで思いを巡らせてしまって、せっかくの目黒蓮をちゃんと見られなかった。
目黒蓮がとても良い。ほんとつい最近やっと存在を認識した感じではあるけど、演技が良い。
ジャニーズらしい派手さはないけど、愚直な青年の雰囲気が漂っている。
それが哲彦と重なる。無理がない。
柴咲コウが母親役になる年齢なんだぁって感慨もあったりするけど、落ち着いた感じで良かった。
違和感があるとすれば伊藤沙莉が高校生役がしっくり来るのに、大人の女性のメイクがまだしっくり感じないことか?
そして、突然のように登場する田中圭。
怪しい男性、合ってるなぁ〜。まぁどんな男性でも演じちゃうんだけど。
予告ではわからなかった世界が全部を見終わってやっと理解できるというか、腑に落ちると言うか。
名前にもなにか意味があるのかもしれない。
そう思った。