整体なしでは整わない身体
小学生の頃からきっとバランスは良い方ではなかった。
身長が高く、運動神経はあったみたいだけど、身体の使い方がわからなかったような時期もあった。
小学5年生でバレーボールを始めたことで筋肉をつけ、やっと身体をコントロール出来たように思う。
代償
それでも、いきなり筋肉をつけたことで、身長が思ったよりも伸びなかった。
6年生のときには162cmあったが、高校入学時には166cmだった。
中学生になると全身の関節炎に苦労した。両膝の関節炎は歩けない。なのに、バレーボールをしなきゃいけなかったりだった。まぁ1年生くらいでどうにか落ち着いたのだけど。
そこから高校までは大きな怪我もなく楽しくでもないけど、バレーボールをしていた。 でも、高校2年になる春に左肩の亜脱臼を起こすと、突然身体が弱くなっていった。
まぁバランスが崩れたって感じか?
走り幅跳びで踏切った足が捻って結構大きな捻挫。でも、捻挫くらいで練習を休ませてもらえるようなチームではなかった。テーピンググルグル巻で試合にも出たな。
その後も2回ほど左肩が上がらなくなり(もうバレーボール止めたかったんじゃないか?私)、ブロックで着地失敗して、しかも自損で左の腓骨骨折したり、車と接触して右手を甲の骨を骨折したり。
接骨院に行かなかった日が1年で2ヶ月なかったような日々だった。
まぁそんな状態だったから、社会人になってすぐに椎間板ヘルニアおこした。手術するまでではなかったけど、3週間入院して、ブロック注射をされた。
この前くらいから予兆はあったんだよね。背伸びをすると、伸ばしたアキレス腱が戻せないような感覚で痛かった。
退院後、特に整体などには行ってなかったのだけど、階段から滑り落ちて首を痛めたことから整体通いが始まった。
まぁ、痛めたのは首だったけど、腰だって良い状態であったわけではなかったから。
会社の近くの整体だった。いつも混んでいて、2時間待ちとかざらだった。
そこでお願いした先生に結局、今でも診てもらっている。
それでも、あまりにも長い付き合いだから、良くも悪くもな関係な気がしていた。
まぁいろんな話を聞いてもらえる相手って位置になってた気もする。
改善するというかまぁ少し良い状態に戻る?な感じだった。だから、全身ってことではなく、骨盤とか肩とか痛めると他の治療院を探した。
まぁそれでも落ち着くとまた行ったりするのだけど。
今年、大きな変化が起きた。それはまぁ引っ越しをしたから近所ではなくなったということ。
最初は勤務地新宿からいろんな場所へ行かれたときも通い続けたけど、今回はやっぱり遠い。
9月首がいよいよやばいなと自身で感じた。8月に釧路でかなり良い状態にしてもらった身体は1ヶ月で整わない身体になっていた。
生活習慣を変えるのは本当に難しい。
そこで私は初めて鍼治療を受けることにした。
美顔鍼はしてもらったことがあるのだけど、その時、まぁ全身に少し鍼をしていたけど、身体だけをターゲットにした鍼治療は少し緊張した。
それでも、1回で効果があるとは思ってなかったから、施術者の方との相性が良かったことに安堵した。
毎週、どこかしらに登山に行く自分は前の週の施術の効果を感じる間もなく違うところの不調を訴えていた。
が、毎週通い続けて1ヶ月が過ぎた頃から、身体が少し軽くなってきた感じは受けた。
体重は変わらず減るわけではないのだけど、背中に滞りを感じていた部分がなくなったようだった。
9月の中旬以降、背中を丸めて膝を抱えてゴロゴロするのもしんどかったのだけど、最近では普通にできる。柔軟性も戻ってきたように思う。
オイルトリートメントのような施術も向いていると思っていたが、さすがに毎週行くような値段ではないから難しかった。
が、鍼治療は整体と変わらないくらいで施術を受けられることが一番メリットを感じている。
また整体のような強さを与えられる手技は反発してしまって力が抜けなかったりしていたから、鍼治療はとても良いのかもしれない。
最近は深部まで鍼を入れている感じでも慣れてきた。たまに「ズーン」とした痛みを感じはするものの対応できる。
本当は鍼治療をする側の勉強をしたいくらいではあるのだけど、現実的に難しいので諦めた。
でも、いろんな身体の連動を感じると面白いなぁって思うのだけど。