【映画 もしも徳川家康が総理大臣なったら】感想。キャストが面白い

歴史が得意ではないから・・・

徳川家康、織田信長、豊臣秀吉の関係性とか人間性とかをあまり存じてなく・・・それでも

「鳴かぬなら泣くまで待とうホトトギス」が徳川家康で.
「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」が織田信長で.
「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」が豊臣秀吉で

戦国武将の3人のことを表しているらしいのだけど、なるほど〜と思うわけです。 一応。

コロナ禍があったから出来た作品か

3年前の今頃、日本は無観客でオリンピックが行われていた。

あっという間の3年。

喉元過ぎたら熱さなんて覚えてないという感じでコロナ禍はいつのことだったのだろう?って感じだ。

それでも、今ってまた何度目かの波がきているらしいが、報道されなければどこ吹く風だ。

そんな状態で過去の偉人に国の立て直しをさせてみようと言う考えは面白いと思う。

しかもAI技術で。

登場したのが、徳川家康を総理大臣にした組閣。

原作は映像化を意識して作られたってことだけど、最強ヒーロー内閣を考えた人にとっても日本の最強偉人を出したわけでしょ?

時代背景もさまざまで。

まぁ「誰?」な感じもあるわけだけど。

まず、聖徳太子が法務大臣。傾聴力からかぁ〜。

紫式部が文部科学大臣。地力ね。

北条政子が総務大臣。拡散力ってインフルエンサーってことなのか。

足利義満が外務大臣。外交力なのか。そうなんだ。

徳川吉宗が農林水産大臣。目力って・・・関係あるのか?

徳川綱吉が厚生労働大臣。動物愛。確かにね。でもさ。それと厚生労働大臣とどういう関係があるんだ?

坂本龍馬が内閣官房長官。統率力。なるほどね。官房長官には統率力が求められているってことか。あまり感じたことないけど。

で、

織田信長が経済産業大臣。なぜ?

豊臣秀吉が財務大臣。・・・成り上がりだから?

徳川家康が内閣総理大臣。胆力。そっか。総理に必要なのは胆力なのか。

ってことで、現代の組閣なんて何で選ばれているのか不明だし、この偉人内閣以上に不明な任命が多々しかないわけで。

それぞれのキャスティングが面白いなと思ったけどね。

聖徳太子の長井短が一番「?」な感じで見てたけど。紫式部の観月ありさもなかなかわかりづらかったな。

北条政子の江口のりこは・・・変わりなくだったからすぐにわかったけど。

男性陣は化粧もないからそのままだけど、GACKTの織田信長はカッコ良いよね。

徳川家康が野村萬斎。雰囲気的にもこんな感じの人だったのかもって思っちゃったわ。

あとは・・・割愛っと。

発想も面白いし、展開もありだと思う。

でも、現代の代表の記者が・・・あ!今の社会そのままなのか。

めっちゃうざって思ったんだよね。そういう作りか。

どの時代でも何かしらの問題があって今の時代は「戦争」がないだけ良いと思っている。政治家を選べる時代でもある。だけど、結局は人がすることだからね。

安寧の世が続くことが一番なのだと思う。