日々の素引きと筋力アップで感じた変化
週末だけの練習では、これまで2セット(36射×2)で限界を感じていました。押し手の肩が詰まり、クリッカーも落ちない。引き手も十分に引けず、身体が傾いて狙いが外れてしまう。そうなるとケガの不安もあり、2セットで終わりにするのが常でした。
進化する
しかし、4月下旬から少しずつ筋トレを再開。
加えて、26ポンドのリムを使って毎日1セットの素引きを始めました。
いつもは22ポンドのリムなので、26ポンドの素引きはそれだけでも強力な筋トレに。最初はアンカーにつけるのも大変で、引き手の肘も真っすぐにならず苦戦しましたが、続けているうちに感覚が変わってきました。
週末の練習では、22ポンドリムで3セットが軽く射てるように。 肩の痛みもなく、点数がまとまっているわけではありませんが、体の調子は明らかに良くなりました。
さらに驚いたのが翌日の日曜日。 連日の練習にも関わらず、なんと180射をこなすことができたのです。
30mを3セット(ほぼ休憩なし)
18mを1セット
リムを26ポンドに変更
再び30mを1セット
筋力がついたことで、フォームが崩れずに射ち続けられた結果でした。
翌日に肩の筋肉痛が来るかと思いきや、まったくなし。
整体の先生に確認してもらったところ、肩甲骨周りがしっかり使えるようになっていて、それが負担を分散させていたようです。
やっぱり大事なのは「背筋」。肩や腕の力だけで支えようとしても無理があります。上手な人は無意識に体幹の大きな筋肉を使っているのでしょう。
半年ほど前、右で30m・260点オーバーを出したときも、やはり素引きを継続していたことを思い出しました。
左では忙しさでなかなか素引きが続かなかったため、点数も伸びず。
改めて言います。素引き、最強!
地道に続けることが、アーチェリー上達の何よりの近道なのだと実感しています。