日本の歴史教育
私の小中高の社会科の歴史の教育では大体、大正デモクラシー辺りで終わってきた気がする。
せいぜい、日清戦争、日露戦争辺り。
第二次世界大戦まであった記憶もその後の復興についても習った記憶まるでない。
日本国憲法がこんな成り立ちだったということ、初めて知った。
私の記憶がないだけかもしれないけど
まぁマッカーサー元帥のことは知っているわけで、私が覚えていないだけなのかもしれない。
最近、戦中戦後の映画を観るようになった。以前はまるで興味がなかった。
が、日本が今あるのはもしかしたらこの映画のようにマッカーサー元帥が英断したお陰なんじゃないだろうか?と思う。
日本は身の丈も知らずに大国に喧嘩を売り、国民を騙し、軍事国家へ邁進した。
それは日本という国の未熟さだったのか?
映画の最後にマッカーサー元帥のセリフの
「日本人は12歳」という言葉があるということを初めて知った。
あぁなるほどなと思った。
だけど、そう思って改革をしてくれたお陰で私は一応の平和の中で生まれ、死ぬことが出来るのかもしれない。
さて、日本はその頃から成長しているのだろうか?
世界からみてそれなりに国益はあるだろうが、幸福度ランキングでは未だに62位とか。
なんなんだろう?
日本は62位だった。他のアジア諸国では、台湾25位、サウジアラビア27位、シンガポール31位、フィリピン52位、タイ54位、韓国61位、香港78位、中国94位
ってことだ。
私はこういうことからも日本人12歳説というのは未だに続いているのではないだろうかと思う。
国民というものに対する概念がどこか歪んでいるということなのか?
敗戦国だった日本はアメリカのGHQによって筋道をつけてもらったと思うのは違うのか?
当時の日本人にとっての天皇陛下とはどんな存在だったのだろう?
歪んだ軍事教育。正しいと思うことを非難する教育。今の時代になってもいろんなことで日本という民族は成長をしているのだろうか?
男女が未だ平等だという認識は低く、政治家の女性比率は低い。家庭で見れば、ワンオペ当たり前でやっと結婚後も出産後も仕事を続けられるが、補償は低い。
男の知識が低すぎるんだろうなと思ってしまう。
男と女。それぞれに違う個性があり、男性の方が力という点では優位だ。それを勘違いしているのだろうな。きっと。
日本国憲法は結果的にはGHQが作ってくれたお陰で平和国家が築けているのだろう。
それでも憲法を湾曲して軍事国家になりそうな部分はあるわけで。
まぁこれからの世界でちょっとでも変な動きをすれば一瞬で世界が終わることは誰でもわかることだから、このままこの均衡が保たれるのではないかとは思うのだけど。
日本の民主化をあの時点で強行してくれたお陰で今の自分の生きている社会が出来ている。
まぁ自分のことだけを考えれば、このまま平和な世で一生を終えられたらいい。
今更成熟しているとされている国へ移民したところで自分が成熟していないのに「幸福」だと思えるとは思えないからね。
日本の独立。
それは成熟した国によって成されたことだった。