【映画 ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男】感想。アン・ハサウェイが普通すぎる主婦が新鮮だった

現在進行形の問題ってことでしょ?

テフロン加工のフライパンは日本でも2000年以降、普通に使っている。

日本製には問題はなかったのかな?ってことばかり気になってしまったけど。

誰かの便利と少人数の犠牲と

いつの時代にも大義のためには犠牲を伴うという思想がある。

本当にそうなんだろうか?

確かに人類が便利になることを望んでしまうが、そこには「安心・安全」が担保されている必要がある。

それは誰もがってことで、使う人がじゃなく、地域住民、従業員も含めてだ。

デュポン社

名前は知っている。

世界第4位という企業らしい。アメリカだと2位。

戦争で儲けた感じではないのか?それでもずっと化学分野の第一線の企業ってことなんだろうな。

Wikipediaでは

例えばテフロン製造に伴い使用されるペルフルオロオクタン酸(C-8)の健康への危険性(発がん性など)を隠して作業員などに健康被害を起こしたことで合衆国の環境保護庁(EPA)に訴訟を起こされた。

これを起こした元となった話しの映画ってこと。

今の世界規模の温室効果ガス問題の発端もこの会社なのかもなって感じもする。

世界が終わるきっかけとなる発明・開発をしてしまっているのかもしれない。

人類の急速な進化の礎となるところなのかもなぁ。

立川のキノシネマで観たのだけど、そこまで広くはないスクリーンだけど、かなり大人数の方が観ていた。

TVで取り上げづらい内容じゃないかと思う。

どうやって知るんだろう?

日本も他人事じゃないことが結構あったりするんだろうな。

ひとつひとつの製品がどうやって作られているのだろう?って考えなきゃいけない感じがする。

映画自体はほんと原告の人との板挟みで正義だけではどうにもならないのか?って感じを受けたけど、それでもアメリカの正義がちゃんとあったんだってことがわかったかな。

アン・ハサウェイが支える妻って役で、すごく意外で驚いたけど。