歩けない
私の生活する上で大事なことはやっぱり日々のウォーキングだなと思う。
今年は6月の終わりに右のふくらはぎを軽く肉離れし、治りかけた歩かなきゃいけない時期にほとんど外に出られない感じになった。
朝8時に仕事を終えると、すでに25度とかでとてもそこから2時間弱歩くのは熱中症になるんじゃない?って感じでやめた。
白紙
そんなことは言っても本来なら8月に予定があったから、そんなことは毛頭考えてなかった。
ただ、7月も終わりあと1週ってところで久しぶりにドカーンと我慢の限界を迎えたことで何も考えずにパソコンだけ持ってリハビリだ!って考えた。
そこからは知人の協力も仰いで宿泊先の確保。当初は車中泊でとか考えたりもしたけど、仕事を考えるとホテルとかに滞在することが必要だなって。
29日の朝8時に仕事を終えた私は仮眠を取り、結局は全然眠れないまま9時半にはスタートをする。
東北道をひた走っていたのだけど、どこの場所も暑い。
通常20km/l走る車が10km/lってことでわずか3時間弱で給油をするって初めての体験だった。
それでも17時には津軽海峡フェリーの青森フェリーターミナルに到着。車検証を持って受付に行くと、「19時10分の受付を17時半から行います」と言っているのだけど、頭に一向に入ってこない。。。
あまりにも私が「?」な感じだったから、女性も「5時半から受付です」って変換してくれた。ありがたや。
ほとんどの方が事前にネット予約をしているのだろう。受付をするのは私だけだった。
用紙の記入を終えていたのでチェックをされて支払いをしてすぐに終わった。
出航までの時間をひとまず汗を流したいと検索したら3km圏内に温泉施設を見つけた。
銭湯が温泉って感じなのかな?海辺だからシャワーが塩っぱかった。
露天が温湯になっていて、冷たくもなく、熱くもなくほんとずっと入っていたいくらい気持ちが良かった。
フェリーの受付後すぐに函館のホテルを探すとアパホテルが予約出来た。
フェリーの中はそんなに混んでなく、レディースエリアは私だけだった。
もう何も気にせずに横になって寝た。が、寒くてしょうがなかった。
昼間のエアコンの設定温度のままなんじゃないだろうかってくらい寒かった。そんな感じで本気で寝て風邪をひくのが怖いくらいだった。
函館港からはすぐにホテルに到着したものの、ホテルの駐車場は満車で少し離れた場所を案内され、人通りも車通りもない道をスーツケースをコロコロしてホテルへ行った。
アパホテルは安心だ。清潔感がある。
0時を回ってしまっていたけど、すぐに眠りについた。
が、夜勤の体はなぜか3時半を過ぎると目覚めてしまう。4時半まで寝ようと頑張ったけど無理だったからそのまま起きてウォーキングへ。
函館は過去に何度も来ているけど、ちゃんと歩くってことはなかったから、巡ってみることに。
まず最初に八幡坂。あのCMって昭和なのかな?やっぱり印象に残っている場所。
こうやって見てたら、「函館山登ってみる?」って気分になってYAMAPも起動。
この景色って変わらない。
どこから登ろうって思っていたら、公会堂とかの先に登山道があったのでそこまで行ってみた。
観光スポットの通りだよね。
で、その一番先にあるお寺から「観音コース」という登山道があったのだけど、草と蜘蛛の巣で即断念。
そのままどつく前に降りて、赤レンガ倉庫の方へ行ってと静けさを感じる朝だった。
7kmくらいを歩いて、ホテルに戻り、シャワーを浴びてチェックアウトぎりぎりまで寝てようと思っていたのだけど、そうはさせてもらえない。
他の部屋の清掃作業が始まった音が結構大きいのね。結局眠れないからまた9時半に出発。
まずは函館で有名な「ハセガワストア」に行き、「やきとり弁当」を買う。店頭で焼いてくれているので15分ほど待つ。
朝からこんなボリュームを食べようとも思えず、ひとまず釧路を目指す。
ナビが「距離優先」になっているからなのか、高速ではなく、なぜか一般道を走る。
ちょっとスピードを出しすぎたなと落とした先に取締の準備をしている警察の姿・・・やばかった〜。
そんなこともあり、森で高速にのってそこからはアクセルを踏むこともなく、燃費優先のドライブ。
朝から曇り空だったのだけど、途中で雨も降っていたりして、久々に24度くらいの中を走っていて、安心する気温。
釧路には17時半くらいに到着し、ホテルにチェックインして18時半には寝てしまった。
そして、3時には目覚めてしまい4時半まで待ってウォーキング。
釧路の街中もちゃんと歩くのって初めてかもなぁ〜。
そんな感じで歩けることを楽しみながら、ホテルに戻って、少しまったりしてまずは整体治療院へ。
1時間半ゆっくりとほぐされて、そのまま映画館へ行き「キングダム」を鑑賞。せっかくほぐしてもらったのに・・・
夜は知人の作業場を借りて最後の夜勤業務。
あぁやっと日常に戻れるのかぁ〜と思いながら、過ごす。
3ヶ月ってあっという間だったけど、ずっと応援してくれてた人が居たから、頑張れたなって思う。毎朝、「朝は苦手なんだ」と言いながらも必ず電話をしてくれて、眠くて何も覚えてない感じの会話をしてくれて。
そんな人と白紙に戻そうとしている自分って最悪かもしれないけど、少し考えなきゃいけないなとは思うので、リハビリ兼ねて考えることにした。
とりあえず、この涼しい空気感を満喫したい。